マネーチャージャー(以下マネチャ)はFXのリベートキャッシュバックを行っている新興企業です。
https://money-charger.com/
マネチャはHPのどこにも運営会社名が記載されていません。
しかしながら、過去には社名を記載している時期がありました。
掲載期間は非常に短い時期であり、社名はすぐに削除されました。
社名を掲載したタイミングでWEB魚拓が作成されていたのですが、著作権侵害の届け出により削除されています。
著作権侵害は、著作者が権利を主張しなければ対応されません。
一体なぜ、ここまで社名を隠したいのでしょうか。
社名が掲載されていた記事は以下の通りです。
ハッキリと Money Chargerの運営会社FX Fair と記載があります。
なるほど、同業他社であるTariTali!さんがFXFairの新規申し込みを停止したのも頷けます。
Gemforexの時といい、TariTali!さんは情報収集能力と危機回避能力が高いようです。
マネチャはブローカーの立ち上げ、コンサル、基幹システム開発、運営支援を行うとしています。
既にFX Fairのレビューは行っていますが、外国為替ディーラー業務ライセンスを持っていない業者です。
ライセンスすらないのにマトモな立ち上げ支援ってできるんでしょうか。
ところで、FXブローカーであるFX FairはFXBeyondから名前を変えているようですが、なぜ名前を変える必要があったのか?
答えはTwitterに残っているようです。
fxfair(旧fxbeyond)の2022/1/24の出金申請が、年跨ぎで2021年の過去の履歴まで遡って利益取り消しになった結果、元金も帰ってこなかったパターンが計上めんどくさい。即口座消されて履歴もくれなかったからその口座の入金完了メールと利益削除メールだけ保管しとくしか。
— たけだのぶお (@DrawingFX_nobuo) December 22, 2022
この方の出金拒否のされ方が、ビヨンドそっくり。
— たくみ (@takmifx) November 29, 2022
ビヨンドは最後の最後まで、出金した利益の取り消しを貫いたけど。。
サポートのスルーっぷりもそっくり。 https://t.co/ml5V8tTAHK
FX Beyondの出金拒否が醜過ぎる💦
— マナの木 (@mananoki55) September 22, 2021
規約違反だの勝手な難癖付けてきて利益全額没収だってさ。
こんな証券会社は絶対に使わん方がイイ❗️日本人相手に養分吸い取ってるだけだ❗️
FX Beyondにて、
— 五月雨 (@69_SAMIDARE) July 5, 2022
4000万円出金拒否。
出金申請後も着金せず、
口座利益も全て無かったことに。
普通に裁量でトレードしていただけなのに。
拡散願います。
@FX_Beyond_JP#fx#beyond #拡散希望 pic.twitter.com/yd02X22oVs
おそらく、出金拒否で評判を落としたのでSEO対策として名前を変えたと推察されます。
FXBeyondもFX FairもGoogle ADSの番号が同一であるため、運営は変わっていません。
大規模な出金拒否を起こすたびにTradingPoint→XEMarkets→XEM→XMと名前を変えてうまくいった例もあり、出金拒否業者が名前を変えるのはよくある手口です。
更にはゲムゲムさんの現地レポート記事によると、ベトナムオフィスの表記に矛盾が存在するようです。
ベトナムにあるTJ TECH社からFXFairとの関係性がないとのクレームが来ましたので、
— ゲムゲム@海外FXの自動売買EAを検証 (@gemgem_fx) June 5, 2023
FXFairとTJ TECH社との関係性があると判断した理由について記載しました。
何(・・? FXFairもそろそろなの?https://t.co/BtWEWWutan
FX Fairさん、信用ならない会社ですね。
お金増えて嬉しいですね🤪アッヒィィ
— マネチャ💰海外FXキャッシュバックサイト – Money Charger (@money_charger) July 5, 2023
FX FairとAssassin FXの取引サーバーが完全一致することは以前の記事で指摘しましたが、この件をマネチャに質問したところ、以下の回答を得ました。
お客様のお問い合わせにつきまして、
当社とAssassinFX様は取引プラットフォーム提供会社であるMetaQuotes社上でのホワイトラベル関係でありますが、その性質上、当社はプラットフォームを提供しているのみであり、AssassinFX様とは資本含関係含むその他の関係は一切ございません。
その為、今回の件は当社の運営については影響がございませんのでご安心ください。
今後も皆様にとってより価値のあるサービスの強化に邁進していきます。
現在、各種SNS等にて誤った風評が広がり、当社も対応に見舞われております。
つきましては、今後このようなことの無いよう、AssassinFX様へ厳重注意をさせていただき、ホワイトラベル契約を破棄させていただく可能性がある旨、もとよりお客様へ誠心誠意対応していただくようお伝えさせていただきます。
この度は大変ご不安、ご心配をおかけしましたことを、お詫び申し上げます。
引き続きFXFairをよろしくお願いいたします。
なるほど、ある程度は理にかなっている返答のように思えます。
ホワイトラベルであればログインページのシステムが同じであることは納得できます。
技術的には可能ですが、普通は同じサーバーで運営することは考えにくいです。
IBとしてまったく顧客の管理をしないのであれば同じサーバーで運営されることはありますが、ブック(顧客管理)が違う場合は違うサーバーで行うのが通例です。
そのため、ものすごく仲がいいか、同資本だと考えるのが妥当な推察です。
そもそも、出金拒否が確認されている新興FX会社のシステムを使おうとする会社が早々に現れるとは思えません。他に条件のよいところはたくさんあります。
しかしながら海外法人をかませてある以上、同資本なのか、徒党を組んでいるのかを確認するのは困難です。
WEBで確認できるのは状況証拠のみであり、断定することはできません。
ただ、信用できない会社に多額の資金を預ける行為は危険そのものです。
以上の理由から、マネチャ及びFX Fairからは退避されることを推奨します。
少なくとも、AssassinFXの件がハッキリするまで利用は避けた方がいいんじゃないかな。
FX Fairまわりはステマが多すぎて疑いだすとキリがありません。キナ臭すぎる。
蛇足ですが、マネチャ及びFX Fairのオーナーが、Gemforexオーナー疑惑のT氏と親しい仲であったこと、iFX等のイベントで行動を共にしていることを確認しています。
T氏及びGemforexとの資本関係は現段階では分かっていません。
海外FX業界は広いようで狭く、悪いことをすると特定されがちです。
実家まで特定されてるやつもいるらしいよ。
悪いことはするものではありません。