FX研究日記の津呂 肇さんが分解モンテカルロに関するライブラリを公開されていたので、これを使えば気楽に作成できる!とMT4にてノリで分解モンテカルロEA “Resilience” を作ったところ、思いのほか成績がよかったのでデモ版を公開/IB縛りで配布することにしました。
バックテストやフォワードテストで分解モンテカルロ法の良さを実感していただければと思います。
当サイトは海外FXを推奨していませんが、このEAは取引戦略の都合上、海外FX業者環境を前提としています。
分解モンテカルロ法の概要については「分解モンテカルロ法のススメ」という記事で紹介しているので、ここでは割愛します。
Resilienceの挙動やロジックについても、バックテストのヴィジュアルモードで分かるので割愛します。
賭け方以外の特徴としては主に二点
・ぼちぼち高頻度かつオーダー全てが指値取引
・設定を変えることで発注タイミングが利用者それぞれになるため、流動性の奪い合いを避けることが可能
設定項目は少なく、設定完了後は放置することを前提として制作したので、取引戦略を理解するのに時間はかからないと思います。
EA稼働時の注意点としては…
・基本的にXAU一分足のチャートに当てることを想定
・EAの設定を入力し直す度に分解モンテカルロの数列がリセットされる仕様
・「KEIZOKU」ボタンを押して「UCHIDOME」に切り替えることで、数列が初期値に戻ったタイミングでEAが一時停止
・そのため、設定を変えたい場合は「UCHIDOME」で停止したタイミングがベスト
・数列を維持したまま一時停止したい場合は「EA Working」ボタンを押して「EA Stopped」にすること
・業者によってサーバー時間が違うので、稼働時間を適切に設定すること
どのような設定にするかは自由ですが、賭け方でプラスを積み上げるロジックだと理解したうえで、破綻しにくい現実的なロット設定にするのがよいと思います。
まともな設定にすれば、おのずと右肩上がりになるロジックです。
分解モンテカルロ法はナンピンマーチンゲール戦略とは異なり、ロットの増え方は穏やかでポジション保有時間が長くなったりしません。
2025年2月1日までデモ口座でのみ動く“制限版”を置いておくので、興味のある方はバックテストやフォワードテストをしてみてください。
バックテスト可能期間は2020年からとしています。
手数料なし口座だとスプレッドの広さで勝率が下がりますし、外付け手数料口座だと勝率は上がりますが回復力が下がります。
業者に合わせてSLTPの数値や割合を合わせるのがキモです。
IB限定リアル口座で稼働させたい方は、以下のリンクから口座開設後に利用申請フォームから申請してください。
ICMarketsはIB限定優遇で、USD建て口座だと取引手数料が約21%キャッシュバックされる仕様です。
(円建て口座に関しては継続して回答を避けられているため詳細不明)
exnessはZERO口座が良いと思いますが、指標前後の最大レバレッジ変動が存在するため設定ロットに気を使う必要があります。キャッシュバックは今後導入する可能性はありますが、現段階では未定です。
口座の紐づけ確認ができましたらEAのDLリンクとパスワードをお送りします。
口座によってパスワードが異なるWEB認証仕様ですので、他口座での利用はできません。
質問等はオープンチャットの「EA関連雑談ルーム」にて受け付けています。
IB縛りEAの紹介ページとしては情報量が少ないですが、バックテストは利用者が自身で確認すべきだと思っているのと、フォワードテストを積み上げてる段階なので、こんなもんです。
データが集まったら加筆しようと思います。
MT5版も作るかもしれませんが、開発スピードはのんびりマイペースです。
業者システム側で紐づけが確認ができ次第連絡を差し上げますので、しばらくお待ち下さい。
上手く紐づけできていない場合は業者サポートにIBを変更してもらう必要があります。
一週間程度経過しても反映されていない場合に紐づけできていないと判断してご連絡する事務フローになります。あらかじめご了承ください。
調査記録 - 2024 12月 4日 @ 01:05
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IB紐付けの確認ができ次第メールをお送りしています。
業者のシステム反映まで時間がかかる場合がありますのであらかじめご了承ください。